飯塚市でひっそりと成績優秀な生徒を育てるのが趣味の海樹塾塾長でございます。
ここ飯塚も最近は涼しくなりましたね。夜寝る時は風邪ひかないように長袖着ています。
さて、昨日は『フクト』という模試でした。
とりあえず、わが生徒達はまあ何とか得点は上がったとの報告が多かったので一安心。

今回塾としての対策は、自分の弱点単元の殲滅のための「演習」の繰り返しと
どの問題から着手して時間の節約をし、どの手の問題に時間をかけるのかを
徹底して仕込んでみたのでした。
生徒の解き方を見ていると、必ず大問1からスタートする。
それはいい。
なぜかと言えば問題が一番簡単ですぐにでき、得点化しやすいから。
そう、テストを受け得点アップさせるには、これの発想をしっかりと植えつけないといけないのだ。
テストは『得点アップ』してナンボなのです。
で、簡単な問題に解き慣れている生徒は大問1からスタートして、
順番に解いていっても高得点は得られてきた。
し・か・し
入試問題や校外模試はそうはいかないですよね。
やったことのない問題に出くわしたり、難しさが半端ない問題をみると
試験対策の経験値の少ない生徒はそこで立ち止まり、そこに時間を使い果たしてしまう。
「今まで、解けていた僕がこんなところでつまずいてはいけないんだ。」
「よーく問題をみれば解けるはず。どこか見落としはないかもう一度問題を読み直しましょう。」
それも、一理あるのですが、テストの特性を研究しておけば、どうすればよりよく得点が
取れるのかは予想がつくはず。
我々は、しっかりと各大問の配点まで指導していくので、
自分が今何点くらいの問題にぶち当たり、残り何点あるのかを
考えさせています。
そこまでの指導なく、単に『テストを解く☞答合せ☞やり直し』だけの勉強をしている生徒は得点上昇のスピードが鈍ると思うのです。
わたくしたちは『解けない問題はとっとと飛ばして解く作戦』、という変なやり方を指導しています。
ですから、得点は何とか上げることができるのです。
今後は入試問題にこの「作戦」を使い合格にたどり着かせたいと考えています。