これから、受験生はいよいよ人生の大一番を迎えます。
寒さが身を引き締めるこの季節。受験までの残り時間を考えると、緊張感がますます高まるのも無理はありませんね。
飯塚市で、生徒の第一志望校合格に全力を注いでいる闘魂塾長です。
今回は、受験当日の結果を左右する大切なポイントについてお話ししたいと思います。
これを読んで、ぜひご家庭でも話題にしてみてください。
受験当日の大切な「休み時間」
受験とは、文字どおり人生の分岐点です。
生徒にとっては、これまでの努力をすべて試される瞬間であり、成功への扉を開く勝負の場です。
その中で見落とされがちなのが、試験の合間にある「休み時間」の過ごし方。
この時間をどう使うかで、次の試験の出来が大きく変わることをご存じでしょうか?
試験本番の休み時間は、一般的に15~20分とこれまでの学校で行われている
定期テストに比べてかなり長いものとなっている学校が多いです。
では、実際の受験生はこの時間をどのように過ごしているのでしょうか?
- ・友達と答え合わせをする
- ・雑談をする
- ・トイレに行く
- ・次の科目の勉強をする
- ・ただ、ぼーっとする
こうした過ごし方は、決して悪いわけではありませんが、最善の準備にはつながりません。
最善の休み時間の過ごし方
私は生徒たちに、次のようにアドバイスしています。
「休み時間こそ、次の試験に備える時間。
過去問でよく間違えた問題を見直し、ミスを防ぐ準備をすることが大切。」
緊張していると、人は普段しないようなミスをしてしまうものです。
そのミスを減らすためには、休み時間を準備の時間として活用することが重要です。
具体的には、試験当日に使うための「やり直しノート」を作ることをおすすめしています。
合格のために休み時間でできること
この「やり直しノート」とは、これまでの過去問や模試でミスした問題を集め、解き直した記録をまとめたものです。
試験本番の休み時間に、短時間で確認できる形にしておけば、不安を軽減し、自信を持って次の試験に臨むことができます。
また、日頃から使用している「単元まとめノート」も活用できます。
大切なのは、自分の弱点や苦手分野をすぐに振り返れるツールを準備しておくことです。
新しい問題集やまとめ帳をわざわざ購入する必要はありません。
これまでのテストの「やり直し」を丁寧に行い、試験当日に活かせる形で整理しておけば、それで十分です。
勝負を制する「準備力」
受験は準備がすべてと言っても過言ではありません。
当日にどれだけ冷静でいられるか、どれだけ自分の力を発揮できるかは、準備次第です。
受験当日の休み時間という限られた時間を最大限に活用できるよう、
今から「やり直しノート」や「単元まとめノート」を準備しておきましょう。
休み時間を有意義に過ごすことが、成功への鍵となります。
さあ、最後の準備に向けて、一緒に頑張っていきましょう!