3. やるべきことを割り切って実行している
夕食後に「宿題はしたの?」と子供に聞くと、
実はあまり手をつけていなかった、という経験はありませんか?
しかし、賢い子たちは言われる前に自ら「宿題の時間」を作り、早めに終わらせようとします。
それは、早く終えれば自分の好きなことができると分かっているからです。
親からの苦言をきかないから、無駄なエネルギーを使う必要もないことを知っているのです。
この「けじめ」がしっかりできているのが、合格する生徒の特徴です。
勉強するのは当たり前。それが大前提です。
やるべきことを終えた後に、報酬が得られるのです。もし「欲しいものを先にもらう」という習慣を
身につけさせてしまうと、後々大変なことになります。
例えば、以前こんな生徒がいました。
「部活と塾の両立が難しいので、塾をやめます」と言うのです。
しかし、それは本来逆のはずです。成績を上げるために塾に来たのなら、
結果が出るまで部活を一時休んででも学習時間を確保すべきです。
「部活がきついから、勉強を少しサボろう」
その小さな積み重ねが、気づけば成績不振につながります。
「塾の宿題をやっていない。行きたくない。怒られる」
→ 「よし!塾をやめて自分でやろう!」
このように考えてしまう生徒もいます。
しかし、当塾のスタンスは 「どうぞ、お止めはしません。頑張ってみてください。」 です。
重要なのは、優先順位を間違えないこと。
学業を最優先にするなら、そこを揺るがせてはいけません。
やるべきこと(勉強)を終えた後に、子供の言い分を受け入れる。
これを徹底しているご家庭の子供は、黙っていても勉強し、成績も良くなり
、同じような意識を持つ仲間に囲まれていきます。