気が付いていますか?
応用問題や、出題形式が少し変わった基本問題になると、
解けない生徒が急増しています。
これは答えを「写す」から「移す」になっているからです!
生徒たちの”理解が伴わない勉強法”
最近の生徒たちの勉強は、プリントや書き込み式の教材に頼るケースが非常に多くなっています。
これが生徒たちにどのような影響を及ぼしているか、お気づきでしょうか?
●プリントや書き込み式教材への依存
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- 1 問題がわからないと答えを「写す」だけで済ませてしまう。
- 2 答えを写しただけで「わかったつもり」になってしまう。
その結果・・・・
●表面的な理解の危険性
1 テストで似たような問題は解ける場合があるが、本質的な理解には至らない。
2 出題表現が変わった問題や数字の入れ替えされたような問題が解けない生徒が増えている。
つまり、答えらしきものを探して「写す」行為は、
文字通り「左から右へ答えを移す」に過ぎず、
自分で考える力が育たなくなってきています。
お子さんは大丈夫でしょうか?
※簡単な具体例
「7×( )=28 の( )に入る数を求めなさい」は解ける。(掛け算表で答えを見つけてくる)
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- しかし、「太郎さんの目の前に1つの赤い皿に4個の取れたての桃があり、それが7皿あります。桃は全部でいくつ?」
- という問題形式になると対応できない生徒が多い。
自分の考えを順序を考えながら、理由を考えながら
それを言葉にして頭の外にださないと、論理力はできません。